セコガニの収穫時期や旬は?
カニ好きの間で一目置かれているカニ、セコガニはご存じですか?
名前は聞いたことがあるけど、食べたことはない、というかたも多いのではないでしょうか。
それもそのはず、セコガニは漁ができる期間が決まっていて、その時期しか市場に流通しません。収穫できる時期が決まっているのは、卵を産むメスのカニであるため、資源を保護するためです。セコガニの漁は、毎年11月6日に解禁され、12月31日で終了します。
その間に獲れるセコガニはまさに旬の時期で、卵がたっぷり入っています。
セコガニの最大の魅力「内子」と「外子」
セコガニを食べると、その旨さに魅了されるかたが多いそうです。そんなセコガニ最大の魅力は、「内子」と「外子」です。どちらも卵ですが、旨味がぜんぜん違います。
内子は、まだ成熟する前の卵で、甲羅の中にあります。甘さのあるねっとりとした濃厚な味わいが特徴です。同じく濃厚なカニみそと混ぜると、とっても美味しいですよ。
外子は、ふんどしと呼ばれる甲羅の外にある卵で、磯の風味のプチプチとした触感が特徴です。
セコガニはズワイガニ?松葉ガニ?
セコガニはズワイガニのメスのことを指します。ズワイガニというと、食べ応えのある大きな甲羅と長い脚をイメージすると思いますが、あれはズワイガニのオスです。
ズワイガニのオスは、松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニなど、収穫される地域によって呼び名が変わるため、地域によっては、セコガニは「松葉ガニのメス」と言われることもあります。
これはセコガニも一緒で、地域によってはセイコガニ、香箱ガニ、コッペ、親ガニなどと呼ばれるそうです。
セコガニの定番の食べ方
セコガニはどういう食べ方があるのでしょうか?
セコガニの有名な産地にいくと、生きているセコガニや、生のセコガニが売っていることがあります。生で食べることもできますが、火を通したほうがおすすめです。
一番はやはりゆでガニです。海水と同じ濃度の塩水を沸騰させて茹でます。外子や内子も美味しく召し上がってください。
ゆでガニ以外でもセコガニを楽しみたいかたは、味噌汁がおすすめです。味噌汁にする場合は、生の方がより出汁が出て美味しいですよ。
旬の時期じゃなくても食べられる!京都・久美浜からお届けする冷凍セコガニ
漁ができる時期が限られているため、短い期間した食べることのできないセコガニですが、冷凍したセコガニであればいつでもおうちでセコガニを楽しめます。
冷凍だと味が落ちるのでは? と思われるかたもいらっしゃると思いますが、セコガニの専門店、榮元の冷凍セコガニは美味しさが違います。
津居山で水揚げされた大きなセコガニを、料理人が一つ一つ丁寧に内子、外子の上に脚の身をのせた甲羅盛りに調理。
すぐに真空パックにして、瞬間冷凍。そのままの美味しさを味わうことができます。
前述の通り、セコガニは漁の期間が限られています。ですので、販売数量も限られており、今ご購入いただけるセット数は残り31セット(2024年2月3日現在)となってしまいました。
その分、他で販売されている「訳ありセコガニ」のようなお求めやすさはなく、お値段は少々張りますが、その分味は地元漁師のお墨付きです。
グルメに人気のセコガニ、ぜひその味をご堪能ください。