セコガニ(セイコガニ・香箱ガニ・親ガニ)の旨さを最大限に味わえる食べ方とは?
11月初旬から12月末までの、約二か月間しかセコガニの漁はできません。卵を産卵するメスのズワイガニ(松葉ガニ)であるセコガニは、翌年以降の資源を守るため漁ができる時期が限られているのです。一般のご家庭にあまり情報が回ってこないのも、こういった理由があるからかもしれませんね。
セコガニは、生きた状態の「活」でも手に入れることができますが、基本的には過熱して食べる方が美味しく食べられます。特に、セコガニの特徴である内子や外子も、ゆでガニならしっかりと旨味が味わえますので、ゆでて召し上がるのがおすすめです。
セコガニの基本的な食べ方
一般的なカニで人気なのは脚の身ですが、セコガニの美味しさの特徴といえば、カニ味噌、内子、外子の三つです。
オスにもカニみそはあり、量は体の大きいオスのほうが多いですが、セコガニみそはより濃厚で美味しいです。
ゆでガニで食べる場合は、まず丸ごとゆでて、外子(ふんどしと呼ばれる部分)、甲羅(カニみそと内子)、両脚に分けてから食べると良いでしょう。
キッチンバサミでも簡単にさばけますので、カニをさばくのが初めてのかたでも安心です。
外子、内子を美味しく食べる方法
セコガニの特徴である外子と内子ですが、それぞれおすすめの食べ方をご紹介したいと思います。
プチプチとした触感がたまらない外子は、しょうゆ漬けにして食べるのがおすすめです。しょうゆ:酒:みりんを1:1:2で混ぜた液に一晩漬けておきます。ごはんにあげて食べるとその歯ごたえと濃厚な味でご飯が止まらなくなりそうです。
内子は、甘みのある濃厚な味わいが魅力なので、カニみそとあえて食べたり、その濃厚さを味わうために味噌汁にといたり、炊き込みご飯の具に使っても美味しいです。
セコガニのおすすめレシピ「セコガニの味噌汁」の作り方
セコガニの美味しさを余すことなくいただけるなら、「セコガニの味噌汁」もおすすめです。小ぶりなセコガニならではの定番レシピですね。出汁がたくさん出るように、生のセコガニを使うのがおすすめです。
セコガニは甲羅の真ん中から半分に切ります。セコガニを水を張った鍋にいれ、中火にかけます。アクが出てくるので、アクはとりましょう。
セコガニが赤くなって火が通ったらみそと和風だしを入れて、弱火でひと煮立ちしたら費を止めます。最後にねぎをちらして完成です。
セコガニ料理は必要な材料も少なく、割と簡単なものが多いですね。
他にもたくさんの食べ方がありますので、検索してみてくださいね。
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特に、セコガニの専門店である榮元は、セコガニをゆでる塩加減やゆで加減もプロであり、そのプロの技術でゆでたセコガニを独自の技術で旨味を逃がさないよう冷凍し商品化していますので、手軽に美味しいセコガニを食べたいかたはぜひご利用ください。
まとめ
今回は、セコガニの食べ方について記事にしてみました。季節が限られた食材ですので、楽しめる期間は短いですが、榮元のセコガニは一番美味しい時期のセコガニを瞬間冷凍していますので、旬のおいしさそのままにお届けいたします。
この機会にぜひご利用くださいませ。